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【ITエンジニアは英語ができたほうがよい?】
ITエンジニアと英語の関係性について



    

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ITエンジニアには、英語を習得するメリットが多くあります。英語を習得 することで、スキルアップだけではなく収入も上げられるのです。
ではなぜITエンジニアが英語を習得すると良いのでしょうか。
この記事では、ITエンジニアが英語を学ぶべき理由と、必要な英語力を お伝えしていきます。これから就職や転職によるキャリアアップを図ろ うと考えているのであれば、参考にしてください。



1.ITエンジニアが英語を学ぶべき理由



ITエンジニアにとって、英語の習得は必須ではありません。英語を習得 しなくても、ITエンジニアとして就職したり、転職したりすることはで きるでしょう。
しかし、ITエンジニアが英語を習得しておくことで多くのチャンスが得 られるのです。この章では、ITエンジニアが英語を学ぶべき理由をお伝 えしていくので、英語を習得するかどうかの判断材料にしてください。

●最新の情報を得るため

移り変わりの激しいITエンジニアのような技術系の情報は、海外から入 ってくることが多く、海外が制作した最新のシステムやプログラミング は、日本語に翻訳されるまでに時間を要します。
英語を習得することで、ITエンジニアが必要とする最新の情報を得るこ とが出来ます。その結果、トレンドを早くから取り入れることができ、 一目置かれる存在となるでしょう。最新のトレンドを追うためには、自 分で海外のシステムやプログラミングに関する情報を読み解く力が必要 なのです。

●外国人社員とのコミュニケーション

企業の中には、海外展開をするために外国人社員を雇ったり、現地の 外国人エンジニアと協力したりする場面があります。英語を取得して いれば、たとえ外国人エンジニアと協力する場面でも円滑にコミュニ ケーションが取れて、プロジェクトを推進することができるでしょう。
もちろん英語を習得していなくても、プログラミングコード自体は共通 のものなので作業自体は問題ないでしょう。しかし、細かいスケジュー ル調整を行ったり、会話によりモチベーションを上げたりすることがで きません。その結果、細かいミスが出たり、職場で不満が溜まってしま ったりすることがあるでしょう。
その点、英語を習得していれば、コミュニケーション不足によるミスを 出す不安もなく、時間を無駄にすることもありません。文化が違う外国 人エンジニアと円滑な連携をするには、言語による連携が必要不可欠な ので、外国人エンジニアと協力する可能性がある場合は、英語を習得し ておきたいところです。

●海外で働くという選択肢が増える

英語を習得することで、海外で働くという選択肢が増えますが、日本で もITエンジニアの需要が高いため、日本でもよいのではと考える人もい るでしょう。
しかし、外資系企業のような海外の会社は、日本よりも実力主義の傾向 が強いのでやる気さえあれば収入アップやスキルアップを目指しやすい でしょう。

●転職活動が有利になる

英語を習得することで、転職活動が有利になる可能性があります。
2018年における日本のEF EPIスコアは51.80と、「低い英語能力」能力 レベルに分類されています。日本国内において、英語によるプレゼンを したり、コミュニケーションを取ったりすることができる人は多くあり ません。
そのため、英語が使えるITエンジニアという人材は貴重であり、他人と の差別化ポイントになりえます。今よりも優遇される企業に転職を考え ているのであれば、英語の習得を目指してもよいかもしれません。

参考:EF EPI 2018 【EF 英語能力指数】
https://www.efjapan.co.jp/epi/%E3%80%80/

2.ITエンジニアにはどのくらいの英語力があれば良い?


ITエンジニアの英語力は、主にTOEICで判断されます。TOEICの成績が高 いほど、年収が高くなる傾向があるのです。
たとえば、TOEIC未受験者の平均年収は、423万円ほどです。それに対し てTOEICのスコアが400点から600点の人の平均年収は、500万円ほどです。 TOEICの点数が高いほどこのように年収が上がり、TOEIC未受験者と900点 以上の人の平均年収は、100万円ほどの違いがあるといわれています。
そのため、少しでも収入を多くしたいのであれば、TOEICで高得点を取る ことが近道かもしれません。

参考: https://doda.jp/global/guide/004.html

しかし、TOEICで学べることは、リスニングとリーディングだけなのであ くまで目安となります。 必要に応じてスピーキングとライティングも学 習しておきましょう。

3.まとめ


ITエンジニアだからとはいえ、必ずしも英語が必要なわけではありません。 外国人労働者が少ない日本で働くのであれば、まだ日本語だけでも通用し ます。
しかし、英語を習得することで、最新のトレンドを追えるためスキルアッ プを目指せたり、外国人エンジニアと円滑なコミュニケーションを取れる ようになったりと、会社に貢献できる人材になれるでしょう。
国内で働くとしても、英語力と年収が比例している傾向があるため、英語 力を高めることは就職や転職にも有利といえるでしょう。


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